Webデザイン・制作スクールおすすめランキングは信じるな!現役講師が語る検索結果の裏側

Webデザイン・制作スクールおすすめランキングは信じるな!現役講師が語る検索結果の裏側

Webデザイン・制作のスクールを探すために、ランキングサイトや「おすすめ〇〇選」といった記事を参考にしていませんか?

色々な記事を見ているうちに、気づいた方もいらっしゃるかもしれません。 上位でおすすめされているサイトのほとんどが、「同じスクール」ばかりを勧めています。

Web制作スクールの講師がおすすめ記事掲載の仕組みを解説します。

としのアバター とし コードスルー 主宰 / 代表講師

【経歴】
・20年11月よりコードスルー運営
・20年2月よりWeb制作を始め21年7月末独立
・独立前はリクルート(株)で9年広告営業
・学生時代より合計19年の営業経験

長年の営業経験を活かし、実践型Web制作スクール「コードスルー」を主宰。
これまで500人以上を指導し、多数の独立者や副業の成功者を輩出。
2つの会社を経営し自社でもWeb制作、マーケティング事業を中心に展開。
趣味は筋トレと旅行(現在77ヵ国)

【資格】
NLPプロコーチ
ウェブ解析士
スキューバダイビングインストラクター(OWSI)

目次

なぜ、どのサイトも「同じスクール」を勧めているのか

ランキングの順番は、教育の質ではなく「紹介報酬額(アフィリエイト報酬)」の大きさで決まっていることがほとんどです。
ランキングサイトや「おすすめ〇〇選」といった記事の運営は、ボランティアではありません。サイト運営者もビジネスとして、スクールからの紹介料や広告費用を得ることで利益を出しています。そのため、当然ながらより高い報酬を払ってくれるスクール」をランキングの上位に表示させたり、おすすめとして目立たせたりする傾向が強くなります。

おすすめ上位の正体は「アフィリエイト報酬」

Web上の広告の仕組みには、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)という仲介業者が存在します。

ASPとは、簡単に言うと「宣伝したい企業」と「紹介して稼ぎたい人」をつなぐマッチング・プラットフォームのことです。

  • スクール側(広告主): 「自社のサービスを宣伝して、もっと生徒を集めたい」
  • サイト運営者(紹介者): 「サービスを紹介して、その対価として成果報酬を稼ぎたい」

この両者を引き合わせる巨大な市場がASPです。 国内最大級のASPである「A8.net」などには、多くのWeb制作スクールが広告主として登録しており、サイト運営者はそこから紹介したい案件を自由に選ぶことができます。

この仕組みを図解すると、以下のようになります。

アフィリエイトの仕組み

ユーザーがサイトを経由して契約すると、ASPを通じて運営者に報酬が支払われます。

では、実際に管理画面をお見せしましょう。 これは、あるWebデザインスクールがアフィリエイターに向けて出している「報酬条件」の画面です。

アフィリエイトの募集事例

※画像は実際の管理画面の例です

このように、「1件獲得につき〇〇円」という具体的な金額が提示され、紹介者が募集されています。 サイト運営者は、こうした画面を見て「どのスクールを紹介すれば一番稼げるか」を吟味しています。

仮に、あなたがサイト運営者だとして、以下の2つの案件があったらどちらを「おすすめ1位」にするでしょうか?

  • A社: 教育の質は最高だが、紹介報酬は1万円
  • B社: 教育の質はそこそこだが、紹介報酬は5万円

ビジネスとして運営している以上、どうしてもB社を勧める方が利益になります。その結果、検索上位の記事ではB社が「おすすめ1位」として大々的に紹介されやすくなるのです。

よくある70万円前後の高額スクールは教育の質が高いのか

そういったスクールの多くは70万円前後の価格帯になります。

「高い受講料には理由があるはず。きっと質が高いに違いない」 そう信じたい気持ちは痛いほどわかりますが、現実はシビアです。

例えば70万円のスクール代のうち、30〜40万円は「あなたにそのスクールを知ってもらうための費用」に消えている可能性があります。 先ほど触れた紹介報酬だけでなく、GoogleやSNSで表示されるWeb広告費にも膨大な予算が投じられています。さらに、スクール運営会社の利益もそこから差し引かれます。

つまり、実際に「あなたの教育そのもの」にかかっている原価は、受講費用の半分、あるいはそれ以下ということも珍しくありません。

提供されるサービスの中身を見てみましょう。 口コミサイトやSNSなどで、「動画を見て課題のフィードバックを受けるだけだった」という声をよく見かけませんか? 高額な費用を払っても、実際のカリキュラム内容は「動画教材を視聴し、課題を作成して添削を受ける」という、自習に近い形式であることは多々あります。
株式会社日本デザインが発表したプレスリリースによるとスクール選びで失敗した7割近くの人が不満を持っていたとの調査結果があります。

7割の人がカリキュラムに不満を持っていると回答

※画像引用:株式会社日本デザイン プレスリリース
「累計38校のWEBデザインスクールで失敗した96人に調査を実施。失敗前後でスクール選びで重要視するポイントが変化。約9割がもう一度スクールに通う場合に重要視すると回答したこととは。」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000039136.html

講師の採用実態

スクール選びで最も重要なのは「誰から学ぶか」ですが、ここにも落とし穴があります。

多くのスクールで見受けられるのが、実務経験の乏しい卒業生がそのまま講師になるというケースです。 実務経験が全くない、あるいは数ヶ月学んだだけの卒業生が、「講師」という肩書きであなたの課題を添削していることがあります。

そもそも、スクールで習った通りの手順が、そのまま現場で通用することはほとんどありません。 現場で本当に求められるのは、学んだ知識をどう「応用」するか。そして、初めて直面する課題やエラーに対してどう向き合い、最後まで「やりきる」ことができるかです。

こうした「現場で生き残るための力」は、マニュアル通りの指導からは生まれません。 最新の現場を知るクリエイターが更新し続けるカリキュラムや、実務経験豊富な講師からの生きたフィードバックがあって初めて養われるものです。

失敗しないための4つのポイント

では、検索結果に惑わされず、本当に価値ある環境を選ぶにはどうすればいいのでしょうか。以下の4点を必ず確認して自分で判断できる力を身につけましょう。

運営者や公式のSNSアカウントを確認する

公式サイトは綺麗に取り繕うことができますが、SNSはごまかしが効きません。 SNSアカウントは、そのスクールが積み上げてきた「信頼の資産」となります。サービスに不満があれば、コメント欄や口コミに厳しい声が集まるのが今の時代です。 だからこそ、誠実にビジネスを行っているスクールほど、この「資産」を大切にし、SNSでの発信やコミュニケーションに力を入れています。アカウントの発信内容だけでなく、コメント欄の雰囲気まで確認しましょう。運営の誠実さが表れています。

こちらは私のSNSアカウントになります。ぜひ確認してみてください。

YouTubeアカウントを見る

Xアカウントを見る

ハッシュタグで口コミを調べる

その「信頼の資産」が本物かどうか、「#(スクール名)」で検索して答え合わせをしてみましょう。 公式アカウントが良いことを言っていても、ハッシュタグの検索結果が過疎っていたり、逆にサクラのような投稿ばかりであれば要注意です。 本当に良いスクールであれば、そこには受講生の熱量の高い投稿や、具体的な学習の記録などの「生きたコミュニティ」が存在しているはずです。良いことばかり書かれている投稿を鵜呑みにせず、その内容に具体性と信頼性があるかを自分の目で確かめましょう。

私が運営しているWeb制作スクール「コードスルー」では受講生が熱量高く学習の進捗発信や成果報告をポストしてくれています。

コードスルーの口コミを見る

受講者の声を鵜呑みにせず、事実確認する

公式サイトや広告の「成功事例」は、以下の視点で冷静にチェックしてください。

  • 「短期でしっかり成果を出せているか」を確認する
    例えば「未経験から売上100万円」という実績があったとしても、それが「3ヶ月分の売上」と「1年分の売上」で意味合いは全く異なります。自分の目指すキャリアや学習期間と照らし合わせ、その成果のスピード感が現実的かを確認しましょう。
  • 動画や信頼あるメディアで本人が語っているか
    テキストだけの体験談ではなく、本人の言葉で語られているかが重要です。本当にサービスに満足していると話している姿から自然と熱量が伝わります。

こちらはコードスルー受講生の対談動画になります。独立されたり収益化に成功して、自身に満ちた表情で語ってくれます。

しょうきさんのインタビュー記事を見る

あゆみさんのインタビュー記事を見る

講師や運営者の「実務背景」を確認する

講師自身が現役のクリエイターであるか、運営会社がWeb制作事業を行っているかを確認しましょう。「教えること」しかしていない会社よりも、「現場で制作を行っている会社」が運営するスクールの方が、カリキュラムの鮮度と実用性は圧倒的に高い傾向にあります。

また、「過去に制作会社を経営していたが、今はスクール一本に絞っている」というケースも要注意です。Web業界の技術やトレンドは凄まじいスピードで変化します。現場を離れた瞬間に、その情報は古くなり始めます。「昔やっていた」という経験則だけでは、今の現場で通用するスキルは教えられません。

私もコードスルーを運営しながら、制作会社の社長として現場で知識のアップデートを続けています。

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納得できる自己投資のために

あなたのキャリアは、Googleの検索結果が決めるものではありません。 「ランキング1位だったから」という理由で、安易に高額な契約書にサインをするのはやめましょう。

検索エンジンの向こう側にある「大人の事情」を理解した上で、自分の目で見て、耳で聞いて、納得できる場所を選び取ってください。 それが、Webクリエイターとして自立するための最初の一歩です。

最後に

「コードスルー」はおそらく、これまで見てきた「おすすめランキングサイト」には名前が出てこなかったはずです。

なぜなら、私たちは紹介報酬を支払ってランキングの上位枠を買うことよりも、「目の前の受講生に対する教育の質」にこだわり稼げる力を身につけさせることを最重要視しているからです。

なぜ、ランキングサイトに頼らないのか?

私たちは、ただ単に受講生の数を増やす「大量募集」を行っていません。 一人ひとりの受講生と向き合い、確実に実務レベルへ引き上げるためには、受け入れられる人数に限界があるからです。

その分、教育の中身には徹底的にこだわっています。

  • 制作現場のリアルを踏まえた教材のブラッシュアップ
  • 現役の制作会社社長と実務経験豊富なプロ講師陣が指導
  • 「作る」だけでなく「稼ぐ」ための営業・マーケティング指導
  • 週に1回のグループコーチング(進捗管理・課題フィードバック・同期との切磋琢磨)
  • 月に1回の個別コーチング(目標設定・振り返り・キャリア相談)

特に、週次のグループコーチングと月次の個別コーチングによる「徹底した伴走体制」は、多くの工数がかかるため、大規模なスクールでは真似できない私たちの強みです。

気になる方は無料相談にご参加ください

スクールへの入会は決して安い買い物ではありません。だからこそ、Webサイトの情報だけで決めるのではなく、実際に講師と話し、「熱量」と「質」を肌で感じていただきたいと考えています。

あなたの現在の状況や目標をお伺いし、私たちの環境が本当にあなたに合っているか、フラットにお話しさせていただきます。

スクール選びの相談も大歓迎です!この無料相談であなたのスクール選びの一助になれると幸いです。

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この記事を書いた人

としのアバター とし コードスルー 主宰 / 代表講師

【経歴】
・20年11月よりコードスルー運営
・20年2月よりWeb制作を始め21年7月末独立
・独立前はリクルート(株)で9年広告営業
・学生時代より合計19年の営業経験

長年の営業経験を活かし、実践型Web制作スクール「コードスルー」を主宰。
これまで500人以上を指導し、多数の独立者や副業の成功者を輩出。
2つの会社を経営し自社でもWeb制作、マーケティング事業を中心に展開。
趣味は筋トレと旅行(現在77ヵ国)

【資格】
NLPプロコーチ
ウェブ解析士
スキューバダイビングインストラクター(OWSI)

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