「月数万円は稼げるようになったけど、その先が見えない」
「クラウドソーシングで初案件は取れたが、そこから売上が伸びない」
Web制作を始めて、月数万円の壁までは到達したものの、そこから先の見通しが立たずに悩んでいませんか？ これは副業の方だけでなく、独立を目指すフリーランスの方も直面する壁です。
すでに月数万円稼げているあなたが次に目指すべきは、今のクライアントだけで満足することではありません。 より単価の高いクライアントを常に新規開拓し、より良い条件の案件へと移行し続けることこそが、最短で月20万円を達成するルートです。
この記事では、低単価で疲弊している状態から、収益を伸ばすための具体的な手順を解説します。
- なぜ「月5万円」までは稼げるのに、その先で止まってしまうのか
- 継続依頼をもらうために守るべき、たった2つの絶対条件
- 狙うべきクライアントの3つの属性
なぜ「月5万円」までは稼げるのに、その先で止まってしまうのか？
月5万円前後の売上で停滞してしまう人には、共通する構造的な原因があります。それはスキル不足ではなく、「案件の選び方」と「時間の使い方」にあります。
常に「低単価な新規営業」に追われている
クラウドソーシングなどで、毎回ゼロから「初めまして」のクライアントと仕事をしている状態です。 実績作りの段階では必要ですが、信頼関係がない新規案件はどうしても単価が抑えられがちです。制作以外の提案やヒアリングで時間が多く取られるため、売上の上限がすぐに訪れます。
より良い案件を取りに行く機会を逃している
「継続で仕事をくれるから」といって、成長や単価アップが見込めない低単価案件でスケジュールを埋めていませんか？ 安定しているように見えますが、これは「機会損失」です。 手一杯の状態では、新規の営業が全くできず、仮に高単価な案件の募集があっても応募すらできず、みすみすチャンスを逃していることになります。
テクニックの前に、継続依頼されるための絶対条件
プロとして「当たり前の基準」が高くなければ、継続依頼は絶対に発生しません。守るべきは以下の2点だけです。
即レス・納期厳守を徹底する
社会人として当たり前のことですが、Web制作業界ではこれを徹底するだけで信頼されます。連絡が早く、納期を絶対に守る。これだけで「安心できるパートナー」として認識されます。
プラスαの提案をする
言われた通り作るだけなら誰でもできます。「ここを修正するとスマホで見やすくなりますよ」といった専門家としての提案ができるかが、信頼の分かれ目です。 具体的には、以下の2つを実践するだけでクライアントの反応は劇的に変わります。
「頼まれていないマニュアル動画」を作成する
納品時に、「今後の更新作業で迷わないように、操作手順を録画しておきました」と、1本のマニュアル動画をプレゼントしてみてください。 ZoomやLoomなどで画面収録するだけなので、手間は10分程度です。しかし、クライアントからすれば「そこまでしてくれるのか」という感動に繋がります。この「期待値を超える瞬間」が、リピートへの可能性を高めます。
納品後の「定期的な気遣い」で、一番の相談相手になる
納品して終わりではありません。その後も定期的に「サイトの調子はいかがですか？不具合など出ていませんか？」と連絡を入れるだけで、クライアントは「気にかけてくれている」と安心します。
また、クライアントに役立ちそうな記事があれば、「この情報、参考になりそうなので共有しますね」とURLを送るのも非常に効果的です。
こうした小さな積み重ねが、「Webサイトのことなら、まずは〇〇さんに相談しよう」というポジションの獲得に繋がり、自然な流れで次の依頼や保守管理契約の受注へと結びつきます。
初回の低単価案件は投資として割り切る
新規受注はあくまで最初の接点です。 最初の案件が低単価だったとしても、手を抜いてはいけません。むしろ、全力で成果を出してクライアントを満足させ、「次もあなたに頼みたい」と思わせることに全力を注ぎましょう。
この信頼残高が、次の「適正価格での受注」につながります。
月20万円は複数の優良リピーターを作れば簡単に達成できる
月20万円を達成するのに、何十社も相手にする必要はありません。信頼関係のできた「4〜5社の優良リピーター」を作るだけで十分に達成可能です。
もちろん、全てのクライアントがリピーターになるわけではありません。一度きりの依頼で終わってしまうクライアントもいます。 だからこそ、常に新規開拓を行い、その中から「長く付き合えるパートナー」を見つけ出す動きが重要です。
狙うべき「優良リピーター」の特徴
継続的に発注してくれて、かつ単価も安定しているクライアントには特徴があります。以下の3つの層を狙って新規開拓を進めましょう。
- 制作会社・個人事業のディレクター
- 案件を定常的に持っており、信頼できれば継続的に制作を依頼してくれます。仕様が明確で制作に集中しやすいのも特徴です。
- 士業関係・広告代理店
- 彼ら自身が顧問先や顧客を抱えているため、Web制作案件が発生した際に「紹介」という形で依頼が舞い込みます。
- HPでの集客を考えているエンドクライアント
- 「作って終わり」ではなく、集客や採用のために「コンテンツの拡充」や「更新」が必要になるため、頻繁に依頼が発生します。
逆に、「とりあえず名刺代わりにHPが欲しい」という個人の方は、作った後のニーズがないため単発で終わりがちです。ヒアリングの段階で属性を見極めましょう。
より良い条件のクライアントが見つかったら、仕事を整理する
スキルアップし、上記のような高単価なクライアントとの繋がりができたら、単価の低い案件は徐々に手放していきます。これを繰り返すことで、自分の手持ちのクライアントを高単価な層だけで揃えていきます。
お断りする際のマナー
仕事を断る際は、「忙しいので無理です」といった雑な対応や、無視することは絶対にNGです。 今までお世話になった感謝を伝え、丁重にお断りするのがプロのマナーです。円満に終わらせることで、将来また別の形でご縁があるかもしれません。
「卒業すべきクライアント」の共通点
時間は有限です。もし現在のクライアントが以下の特徴に当てはまる場合、それはあなたの成長を止めている原因かもしれません。次のステージへ進むために、優先的に「入れ替え」を検討しましょう。
価値ではなく「安さ」しか見ていない
毎回のように値引き交渉をしてくる、相場を無視した作業を追加料金なしで要求してくるケースです。彼らはあなたのスキルに価値を感じていないため、単価アップは期待できません。
コミュニケーションコストが異常に高い
指示が曖昧で何度も修正が発生する、チャットの返信が極端に遅くスケジュールが組めないなど。制作以外の時間（見えないコスト）を奪うクライアントは、時給換算すると赤字になることが多いです。
成果よりも「主観的な好み」での修正を繰り返す
言われるがままに修正を繰り返すと、デザインや設計が破綻し、成果の出ないサイトになってしまいます。 最大のデメリットは、そうして出来上がったサイトはクオリティが低く、あなたの「実績（ポートフォリオ）」として胸を張って掲載できなくなることです。次のクライアントを呼ぶための「資産」にならない案件は、勇気を持って手放しましょう。
クライアントが「あなた」を選び続ける理由
なぜ、クライアントは単価が上がってもあなたに依頼し続けるのでしょうか。それは、ビジネスにおいて「安心」が何よりも価値があるからです。
発注者にとって「新しい人を探す」のはリスクが高い
クライアントは「安く発注したい」以上に「失敗したくない」と考えています。
新しいワーカーを探すには、募集文を書き、選考し、面談するコストがかかります。さらに、その人が本当にちゃんと仕事をしてくれるかは賭けです。
そうしたリスクや手間を考えれば、多少単価が上がっても、品質が保証されているあなたに頼む方が、トータルコストは安いと判断されます。
営業力を磨き、新規開拓を続けよう
月数万円で停滞している人は、勇気を持って「付き合うクライアント」を見直し、働き方を変える時期です。
常に新規開拓の手を止めず、より良いクライアントを見つけ、仕事を整理していく。 そうしてできた「優良な固定客」とのパートナーシップこそが、月20万円への最短ルートであり、安定した事業基盤となります。
そのためには、「営業力」を磨き、「新規の営業の手を止めない」ことが何よりも大切です。
Web制作を事業として成功させたい方へ
現在、月に数万円稼げているあなたには、月20万円と言わず、月50万円、100万円を達成できるポテンシャルがすでに備わっています。
Web制作スクール「コードスルー」では多数の成功事例があります。
実際に未経験からスタートし、大きな収益を達成した受講生がたくさんいます。 また、リピート戦略だけでなく、初回の受注から高単価を獲得できるノウハウも提供しています。
次のステージに行くために必要なのは、ノウハウだけでなく切磋琢磨できる環境で、基準高く行動していくことです。コードスルーは営業のノウハウと環境が整っています。
「現状を変えたい」、「成果を出したい」方は、ぜひ公式LINEより無料相談へお申し込みください。
あなたの現在のスキルや目標をお伺いし、
あなた専用の営業戦略を作成します。
