Web制作フリーランスとして活動していると、
「売上は上がったけれど、労働時間が長すぎて時間がない」
「稼いでも稼いでも、案件に追われて疲弊している」
という悩みに直面することがあります。
まさに2年目に年収600万円を達成したものの、1日10時間以上の労働が常態化し、疲弊していたロッキーさん。
しかし、3年目には時給単価を上げつつ労働時間を減らし、年収650万円を達成するという、理想的な働き方を実現されました。
この記事では、ロッキーさんがどのようにして「案件に追われる日々」を脱し、「自由な時間を手に入れたフリーランス」へと変貌を遂げたのか、その鍵となった「徹底的な仕組み化・効率化」のノウハウについて詳しく伺います。
- コーディング時間を圧倒的に短縮する「仕組み化」の具体例
- クライアントワークの抜け漏れを防ぎ、時給単価を上げる「確認リスト」
- コミュニケーションコストを削減する「ソフトスキル」のテンプレート化
- 売上は上がったが、労働時間が長く疲弊している方
- 案件対応の抜け漏れをなくし、効率化したいコーダーの方
- 時給単価を上げ、自由な時間を手に入れたいフリーランスの方
受講生・ロッキーさんの紹介と爆発的な成果【Before → After】

今回お話を伺ったのは、ロッキーさん(早苗 弘樹さん)です。 北海道札幌市を拠点に、フリーランスのWebコーダーとして3年間活動されています。元々は公務員でしたが、独立。当初は月収5万円だった状態から、コードスルーを受講し、継続的な成長を遂げています。
Before:2年目(年収600万達成時) – 案件に追われ1日10時間労働
- 収益: 年収600万円
- 悩み: 毎日案件に追われ、土日関係なく1日10時間以上働くことも。旅行先でも常に仕事をしており、心が休まらなかった。
After:3年目(年収650万達成時) – 仕組み化で「自由な時間」を実現
- 収益: 年収650万円(最高月間88万円)を達成!
- 変化: 時給単価が向上し、労働時間が大幅に減少(1日平均6時間程度)。クラウドソーシングを卒業し、継続・紹介案件がメインに。家族旅行(四国・タイ)や平日ランチなど、自由な時間を満喫できるようになった。
ロッキーさんが抱えていた悩みと課題【受講前のリアル】

2年目の壁:年収600万達成も「案件に追われる日々」
とし: 前回の対談(2年目)の時点では、年収600万円を達成されて、かなり上り調子だったと思うんですが、当時の課題はありましたか?
ロッキー: 前回、単価が上がっていったんですけれども、稼働時間も上がってしまっていて。毎日案件に追われまくって、土日関係なく1日10時間以上働く時もありましたね。
とし: それは大変ですね。2年目の時は、案件に追われていたから旅行とかは全然考えられない状態だったんですかね?
ロッキー: 機会があれば行くこともあったんですけど、旅行先でも常に案件を隙間を見つけてはやってるっていう感じで、なかなか心が休まる時間は少なかったですね。
とし: 年収が600万円ってかなり高いですけど、それでも時間が全然ないってなってしまったら、本末転倒ですもんね。

ロッキーさんのように「売上は立ったが時間がない」という状態は、多くのフリーランスが通る道です。ここから「時給単価を上げ、自由な時間を確保する」フェーズに進めるかどうかが、長期的に活躍できるかの分かれ道になります。
原因はコーディングスピードと「見積もりの甘さ」
ロッキー: 高い単価で受注できるようになったんですが、コーディングスピードが遅かったり、案件対応の中でなかなかスムーズにいかないやり取りが原因で、たくさんのタスクを抱えてしまったのかなと。
ロッキー: あとは、要件定義であったり作業の見積もりの甘さが原因で時給が低かったっていうところがあったので、そちらを(3年目で)解消していきました。

コーディングの技術(ハードスキル)だけでなく、見積もりや要件定義といった「案件対応力(ソフトスキル)」も時給単価に直結します。ロッキーさんは3年目で、この両方を「仕組み化」することで課題を解決していきました。
講座で得た学びと実践したこと【売上が伸びた理由】

なぜ3年目もコーチングを継続したのか?
とし: 2年目で年収600万を達成されて、3年目も引き続き顧問性としてコーチングを受けようと思ったのはなぜですか?
ロッキー: 大きく3点ありまして、まずは知識豊富なとしさんにいつでも相談できるっていう安心感がありました。
ロッキー: また、定期的なミーティングによって、自分以外の他のフリーランスさんの動きを知ることができました。
ロッキー: 3点目に、やるべきことを見極めたり、その進捗を確認できる環境が整っているというところがあります。

フリーランスは良くも悪くも自由なので、自分で目標設定をして行動し続けないと、どこかで成長が止まってしまいます。ロッキーさんは、定期的に進捗を確認し、行動を修正できる「環境」をうまく活用することで、3年間右肩上がりで成長を続けられています。
案件の「炎上」を未然に防ぐ事前相談
とし: コーチング講座を受けてみて、特に何が良かったですか?
ロッキー: 内容が未確定な案件に関わる前に、としさんに直接「こういうことを聞いておきましょう」「伝えておきましょう」といったアドバイスをもらえたことで、実際に案件が始まって辛い思いをしなくなりました。
ロッキー: そして毎月のコーチングによって、やることが明確になって、仕事とプライベートにメリハリをつけることができています。毎月的確に行動を改善・修正することができたので、どちらも充実して過ごせるようになりました。

ロッキーさんの成果の要因は、課題に対して「素直に行動した」ことです。
2年目までは「とにかく頑張る」ことで売上を伸ばしてきましたが、3年目は「効率化」「仕組み化」という課題にフォーカスしました。
私のアドバイスを元に、スニペットの作成や確認項目のリスト化など、地道な作業を徹底して行った結果が、年収UPと時間確保の両立に繋がっています。
成果を爆発させた行動ポイント【変化の決め手】

ハードスキルの仕組み化:スニペット70個とブックマーク整理
とし: 労働時間が長くなってしまった課題に対して、具体的にどのように作業時間を短くしていったんですか?
ロッキー: コーディング作業を短縮できる仕組みを作ったり、そもそもやらなくても済む作業を明確にしました。具体的には、コーディングの面で言うと、スニペットの作成であったり、ブックマークサイトの整理でコーディングの時間を短くすることができました。
とし: スニペットは1年目は作られてなかったのですが?
ロッキー: 2年目から徐々に作って、当時は10か20ぐらいだったんですけども、3年目で70以上増やすことができました。
とし: 全部手打ちでコーディングしてたってかなり大変だったんじゃないかと思います。
ロッキー: ブックマークサイトも、便利だなと思って保存はするんですけど、必要なものをすぐ探せない状態だったので、それを整理して、今はホルダー分けをして60サイトすぐ見れる状態になっています。

1年目は手打ちでコーディングをしていたというロッキーさん。スニペットやブックマークの整理は、すぐに成果が出る派手な作業ではありませんが、こうした「仕組み化」の積み重ねが、将来の自分の時間を生み出します。
ソフトスキルの仕組み化:確認項目リストと20種のテンプレート
ロッキー: (見積もりの甘さを解消するため)受注前の確認項目をリスト化したり、見積もり書の備考欄をうまく活用して、「やらない作業」「やるべき作業」を明確にするようにしました。
とし: 確認項目をリスト化されていないと、案件ごとに抜けが出たり、後から追加で確認することが出て時間がかかってしまいますもんね。
ロッキー: それに加えて、これまではハードスキル(WordPress化など)がメインだったんですけど、「選ばれる提案の仕方」や「疲弊を未然に防ぐやり取り」といったソフトスキル面を強化しました。
ロッキー: 今では、案件相談段階から見積もり後、制作後、納品後など、状況に応じてこれら全てを20種類以上のテンプレート化することで、いつでも使える状態にしています。

これぞ「効率的に働き、自由な時間を生み出すフリーランス」の神髄です。技術力(ハードスキル)だけでなく、コミュニケーション(ソフトスキル)までテンプレート化・仕組み化することで、抜け漏れがなくなり、クライアントとのやり取りが劇的にスムーズになります。これがロッキーさんの時給単価を押し上げた最大の要因です。
これからの展望と視聴者へのメッセージ

今後の戦略:ノウハウのBrain化と「日本一周旅行」
とし: これからどのような戦略を描かれていますか?
ロッキー: 引き続きクライアントさんに貢献しながらも、過去の自分のように案件対応で辛い思いをする人を救いたいなと考えています。具体的には、作業スピードの効率化や要件定義の方法を伝授していきたいです。
ロッキー: 今回の内容をBrainの方で2月(※動画公開当時)に出す予定でして、100以上のテンプレートや案件管理シートといった、案件対応に必要なツールを全て盛り込んだものを予定しています。
とし: プライベート面はいかがですか?
ロッキー: 妻と日本一周の旅行を考えております。3〜4ヶ月ぐらいかけてゆったりと回っていこうかなと。せっかくWeb制作者になったので、働く場所や時間に縛られない生活をより一層堪能していきたいです。
とし: 理想の生活ですね!3〜4ヶ月も自由に旅をしながら仕事をしていく形ですね!

3〜4ヶ月の日本一周旅行、最高ですね。年収600万でも「旅行先で仕事漬け」だった状態から、仕組み化によって「旅行を心から楽しむ」状態へ。これぞ理想のフリーランス像だと思います。
読者へのメッセージ「正しい方向で努力を継続しよう」
とし: それでは視聴者の方へメッセージをお願いします。
ロッキー: 視聴者さんの中には、いつでもどこでも働ける仕事に憧れてWeb制作に挑戦した方が多いかなと思います。しかし、間違った行動をしたり、考えることをやめてしまうと、いつまでもどこでも働かないといけない状況になりかねません。
ロッキー: 自分も駆け出しの頃は、休日もなく毎日10時間以上働いて、報酬もスズメの涙ということで辛い思いをしてきました。そこで、としさんの「単価を上げましょう」という言葉で、自分の間違った頑張りに気づくことができたんです。
ロッキー: 進むべき方向を間違えないようにして、そして正しい方向で進めるようになったら、それを継続・スピードアップすることで、仕事もプライベートも充実していきました。自分の殻を破って、ぜひアクションしてみてください。

ロッキーさんの『間違った頑張りに気づけた』という言葉が、今回の成功のすべてを物語っています。
がむしゃらに働くフェーズも必要ですが、必ずどこかで「効率化」「仕組み化」に舵を切らなければ、時間も心も疲弊してしまいます。ロッキーさんは3年間、素直に行動を改善し続けたからこそ、年収と自由な時間の両方を手に入れられました。
この記事から得られる3つの学び
ロッキーさんの経験から、私たちが学ぶべき教訓を3つにまとめました。
- 売上と自由時間は「仕組み化」で両立できる。
- 時給単価はコーディング(ハードスキル)の速さだけでなく「ソフトスキル」の効率化で決まる。
- 「正しい方向性」が努力を成果に変える。
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