「フリーランスになったけれど、会社員時代より収入が低い……」 「営業メールを送っても、返信なんてほとんど来ない」
夢を見て独立したものの、現実に打ちのめされているWeb制作者の方は少なくありません。
今回ご紹介するちっくんさんも、独立後4ヶ月間は月収10万円前後と、まさに「崖っぷち」の状態でした。
しかし、あるきっかけで環境と戦略を変えた結果、わずか2ヶ月で月収32万円（最高40万円）を達成。平均月収を一気に3倍に伸ばしました。
なぜ、「返信率1%」の状態から、選ばれるフリーランスへと変貌できたのか？ この記事では、ちっくんさんが実践した「提案革命」と「働き方のシフトチェンジ」について、具体的なノウハウを公開します。
- クラウドソーシングで「その他大勢」から抜け出し、選ばれるための提案術
- 低単価・長時間労働の「コーディング地獄」から脱出するノーコード戦略
- 実績ゼロ・自信ゼロでも案件を獲得するためのマインドセット
- 独立したものの収入が安定せず、将来が不安な方
- 営業メールを送っても無視され続け、心が折れかけている方
- 制作に時間がかかりすぎて、数をこなせないと悩んでいる方
受講生・ちっくんさんの紹介と爆発的な成果【Before → After】
今回お話を伺ったのは、ちっくんさんです。 ちっくんさんは、4月に独立したばかりのフリーランスWeb制作者（取材時：独立4ヶ月目）。静岡県を拠点に活動されていますが、当初は思うように稼げず苦しい日々を過ごしていました。
Before：収入は会社員以下…「名ばかりフリーランス」
- 収益： 月平均10万円（最高でも13万円未満）
- 悩み： 「営業メールの返信率1%未満」「時給労働で生活が苦しい」「将来への不安でいっぱい」
After：たった2ヶ月で月収3倍！平均32万円達成
- 収益： 受講1ヶ月目で20万円、2ヶ月目で40万円（平均32万円）を達成！
- 変化： 提案が通るようになり、ノーコード制作へのシフトで時間的余裕も生まれた。
ちっくんさんが抱えていた悩みと課題【受講前のリアル】
時給1800円のコーディング案件に追われる日々
とし: コーチングを受ける前は、どのような状況だったのでしょうか？
ちっくん: 受講する前は平均で月10万円ぐらい、最高でも13万円いかないぐらいで、なかなか生活がきつい状態でした。
ちっくん: 仕事内容としてはLPのコーディングが中心で、時給換算すると1800円ほど。それを3日から5日ぐらいの短納期で仕上げるという、かなりタイトなスケジュールに追われながら仕事をしていました。
とし: 月10万円となると生活もだいぶきついですよね。時間は割とあるけれど、生活としては苦しいという状態だったんですね。
初学者が最初に陥りやすいのが「低単価コーディング案件のループ」です。制作会社からの下請け業務は、納期が厳しく単価も安いため、どれだけ働いても収入が頭打ちになりがちです。ちっくんさんはまさにこの「労働集約型」の働き方で疲弊していました。
営業メールを送っても返信は「1%未満」
ちっくん: 当時は本当に辛くて、一番辛いのは収入が安定していないという不安でした。Web制作の勉強をしっかりとしてフリーランスにはなったものの、実際には会社員以下でしか稼げていない状況でした。
ちっくん: 営業自体もうまくいってなくて、制作会社さんに営業メールを送っても1%も返信が返ってこないような状況で、仕事すらまともに取れていませんでした。
とし: 制作以外の時間は、営業に費やしていたのでしょうか？
ちっくん: そうですね。余った時間はひたすら営業メールを送ったりしていたんですが、それでも返信が返ってこなくて……。
とし: 結構な時間を営業に割いていたけれど、なかなかそれが実っていなかったということなんですね。それは厳しいですね。
「質より量」が通用するのは、最低限の質が担保されている場合だけです。返信率1%未満なら、それは行動量ではなく「提案の質（見せ方）」に問題があります。ちっくんさんは闇雲な営業をやめ、”相手が返信したくなる型”を身につけたことで、疲弊するだけの営業から脱却できました。
コードスルーで得た学びと実践したこと【売上が伸びた理由】
プロフィールと提案文の刷新で「足切り」を回避
とし: 一気に売上を伸ばされましたが、コードスルーの何が良かったのか教えていただけますか？
ちっくん: 1つ目は、クラウドソーシングのプロフィールや提案文の添削を繰り返していただいたことです。そもそも提案文が読まれる以前に、クライアントから「足切り」されてしまう可能性があることを教えていただきました。
ちっくん: 提案する手前の準備をしっかりできたことで、応募数が50〜100件と集まる中でも、しっかりと返信をいただくことができました。
とし: 皆さん提案文だけに注力しがちなんですが、そもそも「見てもらえる状態」になっているかが重要です。プロフィールを整えたり、クライアントが見ている時間帯に送ったり、そうした細かい改善の積み重ねが受注に繋がりましたね。
クラウドソーシングは第一印象が9割です。アイコン、プロフィール文、実績の見せ方。これらが整っていないと、どんなに良い提案文を送っても読んですらもらえません。ちっくんさんは「土台」を整えたことで、その他大勢から抜け出すことができました。
「ノーコードWEB制作」へのシフトで単価と効率が激変
ちっくん: 2つ目は、ノーコードやローコード制作での案件の取り方・稼ぎ方を教えてくださったことです。そちらに仕事の仕方をシフトできて、案件ごとに時間的な余裕が生まれました。
ちっくん: コーディングをしていた頃は徹夜で仕事をすることもあり、複数案件を同時にこなせませんでしたが、ローコード制作であれば納期に余裕があるので、並行して行うことができ、結果的に収入も増えました。
とし: 同じ案件数でも稼ぎが3倍になっているのは、まさに働き方が変わったからですね。構築が早くできる分、時間にも余裕ができ、高単価な案件を複数回せるようになったのが大きな勝因です。
「苦労して覚えたコーディングを使わなきゃ」という執着が、逆に稼ぎを制限することがあります。ちっくんさんは「稼ぐこと」を目的に置き、手段をノーコードに切り替えました。この柔軟性が、短期間での売上アップに直結しました。
「自分にできるか不安」な案件にも挑戦できる環境
ちっくん: 3つ目は、「自分にできるか不安」というマインドブロックを壊してくださったことです。案件を見ていて躊躇するものも多かったのですが、としさんから「大体ググれば解決できる」「分からなかったら質問できる」と教えていただき、躊躇なく応募できるようになりました。
とし: 本当に素晴らしい結果に繋げられてすごいなと思います。講座内の質問環境もフル活用いただいて、提案時の疑問点や「どう伝えれば刺さるか」という細かい部分まで相談してくださったので、それが良いクライアント対応に繋がったのだと思います。
「完璧にできる自信がないと応募してはいけない」と思い込んでいる真面目な人は多いです。しかし、実務では「やりながら調べる」が基本。背中を押してくれる環境があったからこそ、ちっくんさんはチャンスを逃さず掴み取れるようになりました。
成果を爆発させた行動ポイント【変化の決め手】
提案内容に悩みすぎない「応募ファースト」の徹底
とし: 具体的にどのように行動されてきたのか教えていただけますか？
ちっくん: 営業に関しては、ホームページの制作案件があれば、基本的には「応募する」ということを意識していて、まずは応募数をこなすことを最優先に行動していました。
ちっくん: 案件の中には提案内容がすぐに思いつかないものもありましたが、提案文自体に磨きがかかっていたので、とりあえず提案してみても返信が返ってくる状況でした。まずは応募することが大事だと思って続けていました。
「完璧な提案を考えてから応募しよう」と時間をかけている間に、募集は終了してしまいます。ちっくんさんは「提案文の型（質）」ができていたため、悩む時間をゼロにし、「まず打席に立つ（量）」ことに行動を全振りできました。
信頼を勝ち取る「即レス」の徹底
とし: クライアントとのやり取りで意識されたことはありますか？
ちっくん: スピード感をすごく意識していて、相手を不安にさせ続けないということは意識して行動しています。結果として、常にスピード感を持って対応できたことが、継続受注にも繋がったのかなと思っています。
とし: ちっくんさんは本当にレスポンスが早いですよね。僕とのやり取りでも、すぐにお返事をいただいてます。この「即レス」はスキル以前に誰でもできることですが、これが信頼に繋がり、発注やリピートを生んでいるのだと思います。
Web制作の現場では、スキル以上に「連絡のつきやすさ」が重視されます。不安なクライアントにとって、すぐ返信が来ることは何よりの安心材料。「即レス」だけで競合と差別化できることを、ちっくんさんは証明してくれました。
これからの展望と視聴者へのメッセージ
今後の戦略：静岡のWeb制作と言えば「ちっくん」さんへ
とし: 今後、どのような戦略を考えていますか？
ちっくん: まずはホームページ制作実績を積むことも大事ですが、ゆくゆくはWebディレクターとして多くのクライアントと繋がっていきたいです。また、クライアントの「集客したい」という思いに応えられるよう、SNS集客支援なども勉強中です。
ちっくん: 私は今静岡県に住んでいるので、ゆくゆくは「制作から集客まで全部できる人」として、地域で任せていただけるようなポジションを狙っていきたいです。
とし: 素晴らしいですね。ぜひ、「静岡といえばちっくんさん」というブランディングを高めていってください。Web制作だけでなく集客までできる人は、地方だとまだ少ないので、非常にチャンスだと思います。
「制作から集客まで丸ごと任せられる人」は、地方に行けば行くほど希少価値が高まります。東京の競合と戦うのではなく、地元の「頼れるWeb担当者」としての地位を確立する。非常に賢く、勝算の高い戦略です。
読者へのメッセージ「正しい方法なら、フリーランスは楽しい」
とし: 最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。
ちっくん: 私自身も時間や金銭的な余裕を持ちたくてフリーランスになりましたが、当時は会社員以下の給料で、胸を張って「フリーランスはいいよ」とは言えませんでした。
ちっくん: ですが、講座を受けて正しい方法で行動し続けることで、今やっとスタートラインに立てたと思っています。もし今、私と同じように稼げずに不安に思っている方がいたら、まずは「正しい方法」で行動し始める第一歩として、コードスルーを受講してみることを強くおすすめします。
とし: フリーランスの生き方はすごく楽しいものですが、案件獲得が安定しないという課題を持っている方も多いです。ちっくんさんは見事にその状況を変えられたので、ぜひ一気にステップアップしていっていただきたいなと思います。
ちっくんさんの言葉通り、フリーランスが辛いのは「稼げないから」です。そして稼げない原因の多くは、努力不足ではなく「やり方が間違っているだけ」。正しい地図を手に入れれば、フリーランスは自由で楽しい働き方に変わります。
この記事から得られる3つの学び
ちっくんさんの経験から、私たちが学ぶべき教訓を3つにまとめました。
- 提案文を送る前に「プロフィール」を整え、足切りを防ぐことが最優先。
- 低単価なコーディングに固執せず、「ノーコード」へ武器を持ち替えれば単価は上がる。
- スキル以前に「即レス」を徹底するだけで、クライアントからの信頼は勝ち取れる。
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